英語逆引辞典

keiko

2005年02月10日 11:03


普通の辞書は、a-, b-, c-で始まる語の順に配列してありますが、この辞書の配列は、-a,-b,-cで終わる語の順でになっています。普通と同じようにaで始まりますが、次に来るのはamoeba, Mecca, America, cicada, armada, Canadaになります。ちょっと戸惑う配列なのですが、語彙を整理するために役立つのではないかと思いちょうど2年ぐらい前に購入しました。

その後全然活用していなかったのですが、この辞書は見出し語が1万3千語と限られているので、とりあえず覚えるべき単語のチェックにいいかも…と再認識して本棚から久しぶりに取り出してみました。
英語逆引辞典では同じ語尾の単語が並びますから、-tionで終わる単語、-tiveで終わる単語、-ameで終わる単語(fame, game, shame, lame, blame, flame)などをまとめて見ることが出来ます。もちろんパソコンの辞書で後方一致検索をすれば同じリストが得られますし、発音も聞けていいのですが、収録語数が多くて圧倒されてしまいます。その点、語彙数の限られたこの辞書はとっつきやすい気がします。韻を踏んだ並びなので音読向きの辞書と言ってもいいかもしれません。

ボキャビルに関しては、三日坊主を6年ぐらい続けているので、やりかけのボキャビル本だけはいろいろ持っているのですが、一ヶ月ぐらい前、アンチ・バベルの塔で、
5万語を頭に格納して見る世界と辞書で矯正しながら見る世界とは違うのです。単に、語彙数だけの問題ではなくて英語の世界がトータルに変わるのです。実感しないと分からないのですが、ぼやけていた景色 ― 慣れっこになるとそのまま脳が了解してしまうので別に不自由は感じないかも知れないけれども ― が一変して鮮明な世界に変わるのです。
に影響を受けて、何度目かの「やるぞ!」の波が来ているところだったのです。

だんだんいつものように「飽き」の波も次第に押し寄せて来ていたところに、この辞書をまた発見したので、もうしばらくこの波が続けばいいなぁ〜と思っています。
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